北大流域保全管理学研究室

水質測定センサー、安定同位体比測定装置、DNAｼｰｸｴﾝｻｰなどを用いた室内実験・測定、高度な解析手法を駆使して自然現象を可視化する方法を学べます

四季に渡り国内外の野外の多様な環境下で環境測定、生物群集の採取などを行っており、野外観測技術を習得できます

専門、文化、国籍などバックグラウンドが多様なメンバーが協力して作業・議論を行うことでチーム力と国際性を身に付けられます

研究室の使命

気候変動などの地球規模での環境問題が注目を浴びる一方で、身の回りの自然環境は足元からゆっくりと劣化する方向に変化しています

地球環境問題の解決には様々なアプローチが必要であり、ローカルの環境問題を認識し、科学的な立場から具体的な対応策を提言する役割が求められています

本研究室では、北海道大学の実学重視の精神に基づき、自然環境をバランスよく管理・利用・維持する方策を示すことで持続可能な社会形成に寄与することを使命とします

流域および陸水域（河川・湖沼）を主な対象に、生態系の持つ様々な機能と構造を解明し、管理において実用的な科学情報の収集・発信に努めます

これら研究活動を通して、社会全般と環境科学分野に貢献できる3つの力（論理的思考、科学的分析技術、説明・コミュニケーション能力）を有した人材を育成します